新たな街づくりの必要性

日本の街づくりは戦後の時代から経済とともに発展してきていますが、 その方法は道路や鉄道など都市基盤インフラの整備を主体とした都市計画論によるもので、 質よりも量、地域性よりも効率性を優先したものです。そのため、高度経済成長期には多くの地方都市が豊かな街の象徴として、 箱モノと呼ばれる公共施設や駅前アーケードなどを競い合って整備しましたが、同時に似たような街並みが日本各地に増えることになりました。 その後日本の社会構造はバブルとデフレ経済を経て大きく変化し、日本人のライフスタイルや価値観が多様化したため、 以前のようなインフラ整備による画一的な街づくりは成立しなくなりつつあります。頼みの行政も危機的な財政状況のため、 これまでのような公共工事による街づくりが出来なくなっていることから、多くの地方都市で中心市街地や商店街がシャッター通り化しています。
浜松市では交通事情、不動産事情、ライフスタイルなど社会状況の変化などにより 中心部の街中の百貨店、商店街から郊外の大型ショッピングモールへ人の流れが大きくシフトしており、加速度的に街中が衰退しています。 さらに追い討ちを掛けるように、今後の日本社会には「人口の減少」「少子高齢化」「地域格差」など多くの課題があるため、 街づくりにはこれらを解決する新しい方策が求められています。
このように日本社会が転換期にある今こそ、旧来の街づくりを根本から見直すこととあわせて、 将来に対応できる新しい街づくりが必要です。これからの街づくりに求められるのは、 都市基盤インフラなどハードに頼るだけでなく、地域性と人間性を尊重したソフトサービスにより街の品質を高める工夫であり、 行政に依存しない自立した街づくりを通して地域社会や地球環境へ貢献することであると考えます。

場所、場所の再生を連鎖させていく

丸八不動産は自己所有する不動産を中心としたエリアマネジメントを行っています。現在、四ツ池・元浜・広沢・田町地区のエリアマジメントに着手し、 中でも四ツ池のエリアマネジメントでは複合医療施設、大型文化施設の誘致に成功し大きな成果を出しています。平成23年1月には街中の商業施設であるビオラ田町を所有し 街中の活性化に繋がるようなエリアマネジメントを展開していく予定です。
基本コンセプトは「残しながら...蘇らせながら...創っていく」。 つまり新しく「創る」のではなく「再生」させることが重要なのです。また、再生した場所を単独で機能させるだけでなく、それぞれの場所を繋ぎ合わせ、連鎖させていくことで エリアマネジメントの相乗効果を生み出すことができると考えます。


Tel.053-455-0808 エリアマネジメントグループまでご連絡ください。